こんにちは、ハラペコです。
突然ですが、皆さんは自分のクレジットカードの利用限度額を把握してますか?
僕は把握しています。何なら持っているカードすべての限度額を把握しています。
といいますのも、僕は「カードの用途に応じた適正な限度額に設定しておきたい」病でして、限度額をいい感じの設定にしておかないと気が済まないのです。
なので、すべてのカードを自分の思う限度額に設定しているので、必然的にすべての限度額を把握しているというわけです。
僕がクレジットカードを作ったときに最初にやるのが「利用限度額の引き下げ(減額)」です。
クレジットカードのヘビーユーザだからか、カードを作るとめちゃくちゃ限度額が高く設定されている場合が多いんですよね。なので、いい感じの限度額まで引き下げます。
で、この利用限度額の引き下げは、カード会社に電話しないといけない場合がほとんどなんですよね。
逆の「利用限度額の引き上げ(増額)」はたいていWebで出来るんですけどね。まぁ、引き下げる人なんてほとんどいないのでしょう。需要の差ですね。
で、先日、JCBカードの利用限度額の引き下げをしようとしたところ、たまたまWebから出来るようになっているのを発見したんです!!
ヒャッホウ!!さすがJCBさんやで!!
というわけで、今日はJCBカードの利用限度額の引き下げをWebから行う方法を解説します。
それでは行ってみましょう!
目次
利用限度額の引き下げのメリット・デメリット
僕が利用限度額の引き下げをするのは「無駄に限度額が大きいのは気持ち悪い」という完全に趣味の話なのですが、一般的にはクレジットカードの利用限度額を適正額にしておくと以下のようなメリットがあります。
- メリット1:不正利用時の被害額を少なくできる
- メリット2:他のクレジットカード発行時の審査への影響を小さくできる
メリット1:不正利用時の被害額を少なくできる
これはわかりやすいメリットですね。
万が一、クレジットカードを紛失したり、カード番号が流出して不正利用されたとしても、利用限度額が最大の被害額になりますので、利用限度額が低ければ低いほど安心です。
ただ、不正利用があったとしても、すぐにカード会社に報告すれば、たいてい戻ってきますけどね…!
メリット2:他のクレジットカード発行時の審査への影響を小さくできる
僕はあんまり気にしたことがないのですが、持っているクレジットカードの利用限度額の合計が収入に対してあまりに大きすぎると、新たなクレジットカード発行時の審査に影響を及ぼすという説があります。
確かにそうかなという気がしますし、いずれにせよ必要以上に利用限度額を大きくしておくのは得策ではないということですね。
利用限度額の引き下げにはこれらのメリットがある一方、以下のようなデメリットも存在します。
- デメリット1:自動的に利用可能額が引き上げられることがなくなる
- デメリット2:利用可能額を引き上げるには再審査が必要になる
デメリット1:自動的に利用可能額が引き上げられることがなくなる
通常、クレジットカードは使っていくうちに利用限度額が勝手に引き上げられていきます。
もちろん支払い遅延なんかがあると引き上げてはくれないのですが、問題なく使っていると「こいつはええ客やな」とカード会社に認定されて「もっと使ってくれてええで!!」ということになり、限度額が引き上げられていくわけです。
ただし、利用限度額の引き下げをすると、「あ、この客は限度額を増やしたくないんやな」とカード会社に認識されるため、自動的な利用限度額の引き上げはされなくなります。
わざわざ利用限度額の引き下げをするような人からすると、勝手に増額される方がむしろ困ると思うので、デメリットではないかもしれませんね。
デメリット2:利用限度額を引き上げるには再審査が必要になる
利用限度額を減らした後、「やっぱり利用限度額増やしたい!」となってもすぐには増やせません。
カード会社による審査が必要になりますので、どれだけ早くても数日は掛かるでしょう。カード会社によっては1ヶ月程度掛かるかもしれません。
しかも、審査によっては増額が拒否される可能性もありますので、ご注意ください。
利用限度額の引き下げはたいてい電話しないといけない
前置きが長くなりましたが、ここから利用限度額の引き下げ方法について説明します。
一般的には、利用限度額の引き下げをしようと思ったら、たいていカード会社に電話しないといけません。
しかも自動音声ではなく、オペレータの方に繋がれてしまうことがほとんどなので、なかなか電話が繋がらないという…。
一方、利用限度額の引き上げはWebでできる場合が多いんですよね。
利用限度額の引き上げと引き下げ、どちらの方がリクエストが多いかというと間違いなく前者でしょう。なので、システム化がされていると。
利用限度額の引き下げなんてわざわざやる人いないんだろうなぁ…。
僕が知っている限り、Webで利用限度額の引き下げができるのは楽天カードとYahoo!JAPANカードぐらいです。
JCBの会員専用Webサイト「MyJCB」から利用限度額の引き下げが可能
僕はJCBユーザーなので、早くJCBもWeb対応してくれないかなぁと思っていたら…!
なんと!いつのまにかJCBカードでもWebで利用限度額の引き下げができるようになっていました!
いつの間に!
というわけで、JCBの会員専用Web「MyJCB」で利用限度額を引き下げる方法を解説します(スマホ画面)。
1. MyJCBにログインし「ご利用可能額確認」をタップ

2. 「ご利用可能枠変更のお申し込み」をタップ

3. 「ご利用可能枠の減額のお申し込み」をタップ

4. 減額したい対象を選択(ここではショッピング枠すべてを選択)

5. 希望の利用限度額を入力(ここでは60万円)

6. 「確認画面へ」をタップ

7. 「申し込む」をタップ

8. これで完了です

この後、MyJCBの利用可能枠を確認したら、早くも減額後の値になっていたため、即時に利用限度額が引き下げられるっぽいです。
MyJCBから利用限度額の引き下げをする場合の注意点
「さすがはJCBさんやで!!」と賞賛したいところなのですが、2点ほど注意点があります。
注意点1:JCBブランドのカードすべてがWeb対応しているわけではない
今回、僕が試したのはJCBプロパーカードであるJCB CARD Wです。
手持ちのセブン・カードプラス(JCBブランド)でも試してみたところ、最終確認画面(上述の手順の7の画面)までたどり着いたので、おそらく行けるのではないかと思います。
ここからは完全に推測ですが、JCBブランドのクレジットカードでも発行会社がJCBではないもの(ファミマTカード等)はMyJCBが使えないので、おそらく対応していないのではないかと思います。
注意点2:平日夜はWebが止まっている
MyJCBのサービス停止スケジュールを見ればわかるのですが、利用可能額の引き下げサービスは毎日19:50から翌8:10までサービス停止しています。
出典:JCBホームページ サービス停止スケジュール|クレジットカードなら、JCBカード
まぁ、別にいいんですけど。でも、ここまでサービスレベルを低くしなくてもいいんじゃないかなと…。
とりあえず、平日の夜にやろうと思ってもサービスが止まっていますので出来ません。要注意です。
最後に
わざわざクレジットカードの利用限度額を引き下げる人なんて滅多にいなさそうですが、きっと僕みたいな人って世の中にはいるだろうなと思い、今回記事にしてみました。
ご参考までに。
あと、もしあなたが39歳以下なら年会費無料でJCBプロパーカードを作ることができます。JCB CARD Wというカードです。
JCBプロパーカードにしてみたら還元率が高いですし、めちゃんこおすすめです。
こちらも是非ご検討ください。
以上、ハラペコでした。