こんにちは、ハラペコです。
そろそろスギ花粉が飛び始める時期になってきましたね。
僕はかなりのアレルギー体質ですので、当たり前の花粉症持ちです。
大体、3月に入ると激しく目がかゆくなり、鼻水が止まらなくなり、おまけに頭痛もでてきて大変なんですよね…。本当にゲンナリします。
「こんな生活を毎年、死ぬまで続けるのか…」と嫌になり、一念発起して、花粉症を改善する治療(減感作療法)を始めました。
ちょうど治療を始めて約2年経ったので、効果や感想を述べたいと思います。
それでは行ってみましょう!
目次
治療の結果、スギ花粉症が改善しました
いきなり効果の発表です。
約2年間の減感作療法の結果、スギ花粉症がかなり改善しました!やった!!
冒頭にも書いたとおり、治療前は激しい目のかゆみ、鼻水、頭痛に悩まされてきました。
目のかゆみ、鼻水は目薬やアレルギー薬の服用で何とか耐えられるのですが、頭痛だけはどうしても耐えられず…。
ところが、約2年間の治療の結果、
- 目のかゆみ:かなり軽減。目薬を差せばほぼ気にならないレベルに
- 鼻水:かなり軽減。アレルギー薬を服用すればほぼ気にならないレベルに
- 頭痛:劇的に改善。激しい頭痛は一切出なくなった
となりました。
完全には治っていないものの、かなり軽症になりましたね…!
スバラシイ!!西洋医学、万歳!!
減感作療法とは?
減感作療法はざっくり言うと「ごく軽度なアレルギー反応を起こし続けて、徐々に体を慣らしていくことで、アレルギー症状を緩和させる治療法」のことです。
花粉症の減感作療法は大きく「舌下免疫療法」と「皮下免疫療法」の2種類あります。
僕は「皮下免疫療法」を選択しました。
「舌下免疫療法」は自宅で治療ができるというメリットがあったので、できればこららにしたかったのですが、通っている病院ではまだこの治療法に対応していないということだったので、仕方なく「皮下免疫療法」にしました。
スギ花粉症の減感作療法(皮下注射)の治療の流れと治療費
僕は専門家ではないので一般的な治療の流れはわかりませんが、僕が通っている病院だとこんな感じでした。
- 毎月1回通院し、皮下注射を受ける
- 注射する治療用アレルゲンエキスは最初は少量から始め、徐々に増やしていく
- エキスが最高量まで達したら、今度は徐々に減らしていく
- エキスが最低量になったら、今度は徐々に増やしていく
これを繰り返します。
僕の場合、皮下注射した部分がアレルギー反応により赤く腫れ上がり、少しだけかゆくなります。ただ、翌日には腫れが引くのでそれほど気にはなりません。
治療費は病院によりけりだとは思いますが、保険がきくので基本的には安いです。
僕が通っている病院は1回あたり約2,000円掛かります。たぶん高い方だと思います…!
毎月通わないといけないので、治療費よりも通いやすさを重視して病院を選んだので、致し方なしです。
スギ花粉症の減感作療法(皮下注射)の注意点
スギ花粉症の減感作療法(皮下免疫療法)を受けるにあたっての注意点は以下の通りです。
- 注意点1:全員に効果があるかどうかはわからない
- 注意点2:毎月、注射を打たないといけない
- 注意点3:すぐには効果が出ない
それでは順番に説明していきます。
注意点1:全員に効果があるかどうかはわからない
減感作療法は全員に必ず効果があるというものではなく、中にはあまり効かないという人も一定数いるようです。
ただ、僕の通っている病院の先生曰く、「かなりの確率で花粉症が軽快するので治療してみる価値はアリ」とのことですので、まずは試しに治療してみるのがよさそうです。
注意点2:毎月、注射を打たないといけない
最大のデメリットがこれかなと思います。
毎月、忘れずに通院して注射を打たないといけません。
これを実行するには、「絶対花粉症を治すぞ!!」という強い意志が必要です。
意志が弱いとついついサポリがちになってしまうので、そういう方は「皮下免疫療法」ではなく、 通院しなくてもいい「舌下免疫療法」を選ぶのがいいと思います。
最近では「舌下免疫療法」に対応している病院が増えてきているようですので、僕が治療を始めた2年前よりは病院を見つけやすいのかなと思います。
注意点3:すぐには効果が出ない
残念ながら、1回注射をしたからといって、すぐに花粉症が治るものではありません。
僕の場合、「最低限、1年は治療を続けてください」と言われました。
結構遠い道のりです。
でも、その先には「花花粉の季節でも快適に過ごせる生活」が待っています。
それを信じて頑張りましょう!
最後に
減感作療法は
- 継続的にコツコツやらないといけない
- 効果が出るまで時間が掛かる
というものなのですが、これってブログと同じですね…。
ブログと同じく、減感作療法もコツコツ頑張れば成果が出ます!!
スギ花粉症でお悩みの方は、減感作療法での治療を検討してみてはいかがでしょうか?
以上、ハラペコでした。