こんにちは、ハラペコです。
突然ですが、皆さんは自分の子供にYouTubeを見せてますか?
我が家は見せています。しかも子供用のタブレットまで与えて…!
これには賛否両論あるとは思うのですが、いかんせん「何としてでも子供におとなしくしておいてほしいとき」というのがあるもので、我が家ではルールを決めた上でYouTubeを見せることにしています。
で、子供用のタブレットというのが、皆さんおなじみ、Amazonの「Fire 7 タブレット」です。
我が家では子供用のケースをつけて使っています。これだと、タブレットが自立するのでかなり便利です。


Fire 7 タブレットを買って約1年経ったので、今日は使用感や注意点なんかを書こうと思います。
それでは行ってみましょう!
目次
結論:子供がYouTubeを見るには十分だけど、基本的にはもっさり気味
いきなり結論から入りますが、
子供がYouTubeを見るぐらいの用途なら十分だけど、それ以上のことをするのはちょい厳しいかも
という感じです。
以降でもう少し具体的に説明していきます。
メリット:Fire 7 タブレットの使用感
Fire 7 タブレットの使用感はこんな感じです。
- メリット1:ゴニョゴニョすれば通常のAndroidアプリ(YouTube Kidsなど)が動く
- メリット2:Amazonアプリが軽快に動く
- メリット3:電池持ちがそれなりにいい
順番に説明していきます。
メリット1:ゴニョゴニョすれば通常のAndroidアプリ(YouTube Kidsなど)が動く
Fire 7をはじめとしたFireタブレットは、AndroidをベースにしたAmazon独自の「Fire OS」というOSで動いていますので、Google Playからダウンロードするような、いわゆる通常のAndroidアプリは動きません。
そもそもGoogle Play自体が入っていませんしね。
ところが、とある方法によってFireタブレットにGoogle Playをインストールし、通常のAndroidアプリを動かせるようになるのです。
その方法についてここでは詳しく書きません。「Fire タブレット Google Play インスト-ル」でググればおそらく一発で出てきますので、そちらをご参照ください。
なお、Google PlayのインストールにはそれなりのIT知識が必要ですので、自信のない方は通常のAndroidタブレットを購入することをおすすめします。
僕はと言えば、とある方法でGoogle Playをインストールしつつ、Google Playから「YouTube Kids」をインストールしてみました。
子供にYouTubeを見せるなら、普通の「YouTube」アプリよりも子供向けコンテンツが優先的に表示される「YouTube Kids」の方がいいかなと思いまして。
で、子供は「YouTube Kids」アプリで一生懸命YouTubeを見ているわけですが、約1年間(子供が)使ってみた感想としては、
可もなく不可もなく
といったところです。
サクサク動くわけでもなく、それでいてめちゃくちゃもっさりというわけでもなく。「YouTube Kids」アプリでYouTubeを見る分にはまぁ十分かな、という感じです。
メリット2:Amazonアプリが軽快に動く
通常のAndroidアプリはもっさり動くのですが、Fireタブレット(Fire OS)用に最適化されたアプリはそれなりに軽快に動きます。
Fireタブレット用のアプリは「Amazonアプリストア」からダウンロードできます。Google PlayのFireタブレット版ですね。
基本的にFirタブレット用のアプリはサクサク動くのですが、特にAmazon謹製のアプリ(プライムビデオ等)のサクサク感は半端ないです。かなり軽快に動きます。すごいです。驚きます。通常のAndroidアプリとはえらい違いです。
「Amazonプライムビデオだけ見れればいいや」という方はFire 7 タブレットでも実用に耐えうる気がします。
なお、実は「Amazonアプリストア」にはYouTubeの公式アプリ(Kidsじゃない通常版)があります。これで事足りる方はわざわざゴニョゴニョしてGoogle PlayをインストールしなくてもOKです。
ただ、UIが若干使いにくいんですけどね…!
メリット3:電池持ちがそれなりにいい
「YouTube Kids」アプリで1日1時間見たとして、体感的には軽く3日は持ちますので、電池持ちとしては3~4時間程度というところでしょうか。
なお、公式には「最大8時間使用可能」とのことですが、さすがに動画用途で連続8時間は難しいかなと。
子供用ということを考えると、3~4時間持てば十分ではないでしょうかね。
こまめに充電すればいいだけですし。
デメリット:Fire 7 タブレットの注意点
以上の通り、子供がYouTube用途で使う分には及第点のFire 7 タブレットですが、当然のことながら注意点もあります。
- デメリット1:初期設定が面倒くさい
- デメリット2:通常のAndroidアプリはもっさり動く
順番に説明していきます。
デメリット1:初期設定が面倒くさい
まともに初期設定をしようとするとかなり面倒くさいです。
Fire 7 タブレットには「機能制限」という機能があり、これを有効にしておくと「子供が勝手に買い物しちゃった」みたいなことを防止できるのですが、かなり細かく設定できるのと、「機能制限」の項目を見ただけでは何の機能を制限できるのかがイマイチわからないので、トライアンドエラーで挙動を見ながら設定していく必要があります。
「機能制限」の設定画面はこんな感じです。

これを初見でサラッと設定するのは無理ですね…。
かといって、「機能制限」しなかったり、制限を甘くしておくのも何だか心配ですしね。
デメリット2:通常のAndroidアプリはもっさり動く
上にも書きましたが、「YouTube Kids」を始め、通常のAndroidアプリは動くには動くのですが、結構もっさりします。
普段、iPhoneなんかを使っている人からすると「ふぁっ!?」と戸惑うレベルです。
ただ、慣れてくると「まぁこんなもんかね…」という感じにはなってきます。
結論:注意点があるものの、子供がYouTube見るぐらいなら十分おすすめ
というわけで、多少のデメリットはありつつも、子供がYouTube見るぐらいの用途ならば全く問題なく、コスパ最高のタブレット機と言えるでしょう。
「子供用のタブレットを探してるんだよね」とか「Fireタブレットを子供用に考えてるけど、実際どうなんだろう?」みたいな方の参考になれば幸いです。
以上、ハラペコでした。