【体験談】36歳サラリーマンが年収アップで転職した話【難しくないです】

2019年5月に転職活動を開始し、仕事をしつつ、家事育児もしながら細々と転職活動を続けてきましたが、2019年8月にとある大手企業から内定をもらえました!やったね!!

しかも約50万円の年収アップです。僕のスペックを考えると十分すぎる結果です。

ちなみに、僕のスペックは以下のとおりです。

  • 年齢:36歳(既婚子持ち)
  • 年収:930万円
  • 現職:某大手SIer(SIerとはシステムを開発する会社です)
  • 職種:システムエンジニア、プロジェクトマネージャー

なお、保持しているスキルとしては、システムの要件定義とか基本設計などのシステム設計スキルと、小規模なプロジェクトのプロジェクト管理スキルです。ちなみに、プログラミングスキルは皆無です。

そんな中、希望条件として「年収950万円(現状より微増)」「都内勤務(現状どおり)」あたりを掲げて転職活動をしていました。

このスペックでこの条件は無謀やろw」「この人、頭大丈夫かな?」という声が聞こえてきそうですが、僕もそう思います

でも、無事に希望条件を満たす転職先から内定をもらえたんですよね。

本記事では、ほぼノースキルであると言っても過言ではない僕が、好条件で転職した方法を解説したいと思います。

結論:以下の2つの書籍を読んで、しっかり自己分析しつつ、戦略を練ればOKです

結論としては、

後述の2つの書籍を読んで、しっかり自己分析し、転職先を熟考しましょう

です。

転職活動でおすすめの書籍

まずは書籍からご紹介します。

正直、転職界隈ではめちゃくちゃ有名な2冊です。「これから転職しようかな」という人は、例外なく、全員読んだ方がいいです。っていうか読みましょう

まずは北野唯我さん著の「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」です。

ストーリー形式で話が展開していくため、小説のようにスラスラ読めます。

具体的なレビューについては、Amazonのレビューをはじめとした先人のレビューがあるので割愛しますが、転職するに当たり、僕がこの書籍で一番参考になったのは、

伸びている業界や今後伸びる業界を選べ!

です。

そらそうやろw」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は「あ、それは確かにそうやな」と気づかされました。

給料などの労働条件をはじめ、得られる経験やスキルの価値も、伸びているマーケットの方がいいに決まってますからね。

当たり前のことかもしれませんが、転職活動時に改めて認識できてよかったなと思っています。

さて、次にご紹介する書籍はmotoさん著の「転職と副業のかけ算」です。

これは転職を希望していない人も含め、全サラリーマンが読んだ方がいい本です。っていうか読みましょう。

こちらもAmazonレビューをはじめ、数多くの書評がネット上にありますので、レビューは割愛しますが、僕がこの本を読んで「おおっ…!これは参考になる!!」と感心したのは

軸ずらし転職

です。

軸ずらし転職とは、著者であるmotoさんが提唱しているもので、ざっくり言うと「業界×職種のどちらかを変えて転職すること」です。

もっと具体的に知りたい方は、普通に「軸ずらし転職」でググるとmotoさんの記事やインタビュー記事が出てきますので、そちらをご参照ください。

同じ業界、かつ、同じ職種で転職すると、年収アップの難易度が高いため、どちらかをずらした方が年収アップの可能性が上がりますよ、ということなのですが、僕はこれを見たときに色々と合点がいって、めちゃくちゃ腑に落ちました。

自己分析やエージェントとの面談を進めていく中でモヤモヤしていたものが、ふわっとクリアになった感覚でした。

あー、そういうことねと。僕の場合は、こういう感じでずらせばよさそうだなと。

完全に考え方のコツを掴んだ僕は、そこから一気に転職活動が進み、無事、年収増での転職が実現できました。

この2つの書籍を読みながら、自己分析を行い、かつ、転職エージェントとも相談しながら転職活動を進めると、かなりの確率で年収アップが期待できるのではないかと思います。

自己分析のコツ(やりたいことが何もない人向け)

次は自己分析のコツについて説明します。

「○○業界で働きたい!」「△△の仕事に就きたい!」「××の職務を極めたい!」みたいに、明確に自分の意思を持っている人は自己分析でつまづくことはないと思うのですが、僕のようにザ・サラリーマン気質の意識低い系の方々は

転職って言っても、自分が何をやりたいのかよくわからん…

みたいな人が多いのかなと思います。

こういう人は自己分析で思いっきりつまづきます。なぜなら自分が何をやりたいのか分かっていないので、求人を見てもピンと来ないし、自分で転職先を考えても「うーん…」みたいな感じで考えがまとまりません。

こういう方におすすめの自己分析方法は

ひたすら求人を見る!

です。

転職サイトや転職エージェントのWebサイトでひたすら求人を見て「やりたい仕事」「やれる仕事」をピックアップしていくと、自分がやりたい仕事や、やりたくない仕事の法則や性質が見えてくると思います。

自分一人で悶々と考えていて思いつかないなら、外から刺激を与えるしかなく、その一番効率的な方法がこれかなと。

一見、非効率に思えるかもですが、多くの求人を見るのは結構気づきが多いですし、「おお!これはいい!!」と思える求人を見かけたら、すぐに応募できますし、割と時間的なコスパはいいんじゃないかなと思います。

あとは自分に合う転職エージェントを探して、転職活動を進めましょう

最後に重要なのは転職エージェントです。

いくらやりたい仕事が見つかったり、年収増が期待できる求人が見つかっても、そこに転職できなければ意味がないですよね。

それをサポートしてくれるのが転職エージェントです。

重要なのは、自分に合いそうなエージェントさん(あなたの面倒を見てくれる担当者の方)を見つけることなのですが、転職エージェントと言いましても、めちゃくちゃ数が多いので、良さげなエージェントさんを見つけるにはそれなりに骨が折れます。

正直、自分に合いそうなエージェントさんを見つける効率的な方法なんて存在しません。

とは言え、少なくとも、以下の3つの転職エージェントについては、実際に僕が使った限り、「うーん、ちょっとなぁ…」なんていうエージェントさんはおらず、皆さん、懇切丁寧に指導してくれました。

以下の3つの転職エージェントは登録料が無料ですので、試しに登録しつつ、エージェントさんと実際にお話ししてみるのがよいでしょう。

さらに、「お、ええやんけ…!」という優良な求人も数多く見つけることができましたので、上述の自己分析用の求人検索にも有効です。

  • リクルートエージェント | 転職支援実績No.1
    リクルートが運営する国内最大級の転職エージェントです。求人数が非常に多いことに加えて、優秀な担当者の方が多いため、まずはここに登録することをおすすめします。利用料は完全無料です。
  • ビズリーチ | 国内最大級のハイクラス転職サイト
    →ハイクラス(年収600万程度)向けの転職サイトです。プランによっては有料なのですが、3ヶ月ぐらいはすべて無料で体験可能なので、まずは登録してみましょう。無料体験が終わると、自動的に無料プランに移行するという親切設計なので、「知らないうちに課金されてた!」みたいなことはありません。
  • リクルートダイレクトスカウト(旧名称:キャリアカーバー) | リクルート運営のハイクラス転職サイト
    リクルートが運営するハイクラス転職エージェントです。ビズリーチと違って完全無料なので、期間を気にせずに自分のペースで転職活動を進めることができますし、自分に合う担当者の方もじっくり探すことができます。完全無料がいいという方はこちらがおすすめです。

以上です。

正直、転職活動をはじめた当時は「年収アップの転職なんて無理かなぁ…」なんて思っていましたが、2つの優れた書籍と素晴らしいエージェントさんに出会えたことで、無事、年収アップの転職を実現できました!

あなたの転職活動が成功することを祈っています!

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