転職

【ちょっと待った】SIerを辞めたい?辞める前提で考えない方がいい理由【転職】

SIerを辞めたくなるときってありますよね。

  • 炎上プロジェクトにアサインされていて毎日終電帰りで死にそう
  • クライアントが自由奔放でめちゃくちゃな要求ばかり言ってきて死にそう
  • システム開発スキルではなく、ExcelとPowerPointのスキルしか身につかなくて死にそう

など。

ちなみに全部僕の体験談です(泣)

こういうとき、頭によぎるのは「転職しようかな…」だと思います。

個人的にはとっとと転職すべきかなとは思うのですが、あまりにSIerを辞める前提で考えすぎると、転職に失敗してしまう可能性が高くなります。

本記事では、実際に某大手SIerから転職した僕が、こういった状況のときに転職を成功させる方法を解説します。

「SIer辞めたい」モードのときに陥りがちなNGパターン

あー、SIer、早く辞めたいなー」というモードのときに転職しようとすると、以下のような状況に陥ってしまいます。

  • その1:今より悪い条件で転職してしまう
  • その2:よく考えたらそんなにやりたくもない仕事に就いてしまう

それでは順番に説明していきます。

その1:今より悪い条件で転職してしまう

これは想像に難くないですね。かなりあるあるだと思います。

転職を急ぐあまり、求人をほとんど吟味せず、今より給料が下がったり、労働条件が悪くなる企業に転職してしまうパターンです。

もちろん、給料が下がってしまう転職もアリなのですが、「短期的には給料が下がるけど、長期的に見れば給料アップが見込める」などの見通しが必要です。

何の考えもなく、ただ今の会社を早く辞めたいという基準だけで転職すると、今よりもっと不幸になるかもしれません。

お金のために労働しているわけですからね。お金は大事です。

その2:よく考えたらそんなにやりたくもない仕事に就いてしまう

とは言え、給料だけを基準に転職したところで、仕事内容が「あれ…何か違うな…」とミスマッチを起こしてしまっては元も子もありません。

たとえ給料が良かったとしても、自分にとって死ぬほどつまらない仕事をするのは苦痛以外の何物でもないですからね。

そういった仕事についてしまうと、スキルアップに対するモチベーションもなくなってしまうので、おすすめしません。

仕事を辞めたいときほど、転職する上での判断軸をしっかり考えるべき

仕事が嫌すぎて「今すぐ辞めたい!」というときほど、一度深呼吸をして、しっかり自己分析をしつつ、転職する上で自分が大事にしたい判断軸を考えるべきかなと思います。

僕が実際に判断軸を考えたのは以下の順番です。

  • 考える順番1:希望の年収は?
  • 考える順番2:希望の職種は?
  • 考える順番3:希望の業界は?

それでは順番に解説していきます。

考える順番1:希望の年収は?

僕は「お金のために労働している」という思考が強いので、一番最初に考えたのは希望年収でした。

そして、SIer時代の年収が約900万とかなり高く、かつ、結婚して子供もいたので、生活レベルを維持するためには年収ダウンは許容できないなと判断し、

希望の年収:900万円以上

と設定しました。

もしあなたが「給料よりも仕事内容が大事」という価値観であれば、先に職種や業界を決めるのがいいかなと思います。

なお、僕のように希望年収を高めに設定してしまうと、この時点で後述の職種や業界がかなり絞られてしまうため、求人内容を見つつ、あまりにしっくりこないようであれば、希望年収を下げていく調整が必要です。

考える順番2:希望の職種は?

次に僕が考えたのは職種です。

職種は「これまでの職務経験で得られたスキルを活かせるかどうか」に直結します。

僕は希望年収を高めに設定したことと、30代後半という年齢もあり、これまでのSIer勤務で得られたスキルをフルに活かすべく

希望の職種:IT系(プロジェクトマネージャー、システムエンジニアなど)

としました。

僕のように「お金が大事」という価値観の人は、職種はあまり迷いどころがないかなと思います。

一方、「給料下がってもいいから、○○の職種に挑戦してみたい!」という方は、職種の自由度が上がりますね。

そういう方は真にやりたい仕事・職種を設定するのがいいでしょう。

考える順番3:希望の業界は?

最後に業界です。

正直、ここまで来ると、条件を満たす求人がかなり絞られているため、ピンポイントで「○○業界がいい!」と絞ってしまうと、合致する求人が少なくなってしまう可能性が高いです。

なので、業界については、まずは幅広に考えた方がいいかなと思います。

僕の場合は「○○業界」と指定せず、以下を満たす業界としました。

希望の業界:これから伸びるであろう業界で、かつ、興味が持てる業界

かなり抽象度が高いのですが、僕の場合は希望年収が900万以上とかなり高かったため、「年収900万以上×IT系の職種」で求人を検索してもヒットするのは高々数十件~100件程度だったんですよね。

なので、ヒットした求人を全部確認して、上記の条件を満たすかどうかを愚直にチェックしていきました。

これを複数の転職サイトで行ったところ、自分の判断軸がどんどん明確になっていき、自然と業界が絞られました。

もちろん、給料はそれほど重要ではなく「○○業界で働きたい!」という価値観の方が強いのであれば、話は別ですね。

自分だけでは判断軸が決められないなら、転職エージェントに相談するのもアリです

以上の手順に従えば、自分一人で適切な転職先を絞ることができると思いますが、「そうは言っても不安やん…」という方は転職エージェントに相談するのがいいかと思います。

転職エージェントは、転職先の候補がばっちり決まってから相談するものと勘違いしている人が多いかもですが、実は「転職したいんですが、今のところ希望とかないんすけど…」みたいな状態で相談しても、全く問題ないです。

他人に相談すると、自分の考えがまとまったり、今まで気づいていなかったことを指摘してくれたりしますしね。

また、エージェントによっては「あなたの場合、転職しない方がいいかもですね」と率直に意見を言ってくれたりもします。

転職エージェントは転職のプロなので、転職した方がいいかどうか(転職の成功確率が高いか否か)や、転職先の候補としてどんなところがいいかを親身に相談にのってくれます。

ただし、これには条件があって「いい転職エージェント(担当者)に当たれば」の話です。

イマイチな担当者に当たると

  • 転職する前提で話をガンガン進める
  • 「とりあえず○○の求人に応募しましょう!!」と特定の企業を激推ししてくる

など、残念なことが起こるので、担当者選びは非常に重要です。

以下の3つは、僕が実際に使ってみた転職エージェントで、いい担当者に巡り会うことができたものです。

正直、いい担当者に当たるかどうかは、エージェント会社というよりも、エージェント個人に大きく依存する気がするので、「以下のエージェントに登録すれば絶対大丈夫!」とは言えないのですが、僕が実際に利用してみた限り、いい担当者さんに巡り会えたので、登録してみる価値はあるかなと思います。

以下の3つのエージェントはすべて登録料が無料ですし、とにかく色んなエージェントに登録して多くの担当者に会うことだけが、いい担当者に巡り会える確率を上げることになるので、まずは色んな転職エージェントに登録することをおすすめします

  • リクルートエージェント | 転職支援実績No.1
    • 皆さんご存じ、リクルートが運営する国内最大級の転職エージェントです。
    • 求人数が非常に多く、また、優秀なエージェント(担当者)の方が多いため、まずはここに登録することをおすすめします。
  • ビズリーチ | 選ばれた人だけのハイクラス転職エージェント
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    • プランによっては有料なのですが、3ヶ月ぐらいはすべて無料で体験できますので、まずは登録してみましょう。
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    • リクルートが運営するハイクラス転職エージェントです。
    • こちらは完全無料なので、期間を気にせずに自分のペースで転職活動を進めることができますし、自分に合うエージェント(担当者)の方もじっくり探すことができます。完全無料がいいという方はこちらにも登録しましょう。

以上です。

転職エージェントに相談しつつ、自分でしっかり考えた上で「SIerを辞める・辞めない」を決めましょう!

僕は辞めちゃいましたけどね…!