FXトラリピ

【初心者向け】ド素人が実際にやってみてわかったトラリピ運用時の注意点やデメリット

トラリピとは、マネースクエア社が提供するFXの自動売買サービスで、「これぐらいの範囲で為替レートが動きそう」というのを決めて、そこに罠(トラップ)を仕掛けるイメージです。

トラップとは何かと言いますと、売買差益を狙った取引設定のことです。

トラリピでは、ユーザが決めた範囲のなかでトラップをいくつか設定し、安くなったら買い、高くなったら売る(逆のパターンもあります)というのを永遠に繰り返すことで、ひたすら売買差益を積み重ねて、資産を増やしていきます。

以下のようなイメージですね。

 出典:FXでトラリピをはじめよう|マネースクエア

さて、2018年10月からこのトラリピをはじめてみた僕ですが、はじめた当初は「え…?」と思うことが結構あり、正直、「あー、こういう投資法だったんだ…」とはじめた後で気づくこともありました。

本記事では、投資ド素人の僕がトラリピを約1年運用してみて気づいた、投資初心者が陥りがちなトラリピの注意点について解説します。

  • 「トラリピってぶっちゃけどんな感じなの?」
  • 「トラリピ、初めてみたいけど、僕みたいな素人でも大丈夫かしら…?」

上記のような方の参考になれば幸いです。

初心者が陥りがちなトラリピの注意点やデメリットを解説します

僕が実際に運用してみて気づいたのは以下のとおりです。

  • 注意点1:始めるにはまとまった資金が必要
  • 注意点2:運用開始後、しばらくは元本割れする
  • 注意点3:運用開始後、しばらくは辞められない

すみません、かなり語弊がある感じで書いてしまっていますが…、順番に説明していきます。

注意点1:始めるにはまとまった資金が必要

これはすでに認識している人が多いかなと思います。

トラリピは最初に資金をドサッと入金しておき、それに見合うトラップ設定を仕掛けて、あとはひたすら放置するという投資法ですので、あまりに少額だと仕掛けられるトラップが少なすぎて全然資金が増えません

まぁ、リスク高めの設定にすれば資金が増える可能性もありますが、そういう設定にしてしまうと、ちょっとの為替変動であっという間にロスカットしてしまう可能性が高くなってしまうので、全然ほったらかしにできませんしね。

必要な資金としては、30万円を目安とする記事が多い気がします。

あと、ほとんどの通貨ペアの最低取引単位が「1000通貨」なんですよね。

出典:FXの取引概要(取引通貨ペア、レバレッジ等)|マネースクエア

たとえば、米ドルを100円と仮定すると、米ドル/円を1000通貨買うと、単純に10万円かかりますよね。

なので、たとえば「1万円ぐらいからはじめたい!」と言われても、トラリピでは事実上無理なわけです(完全に向いていない)。

注意点2:運用開始後、しばらくは元本割れする

トラリピは「下がったタイミングで買って、上がったタイミングで売る」という取引設定を指定の範囲内にいくつも仕掛けることで売買差益を狙います。

出典:FXでトラリピをはじめよう|マネースクエア

なので、どうしても含み損を多く抱えることになるんですよね

特に運用を始めた当初は売買差益が全然積み上がっていないので、含み損の分だけ、資産評価額が下がります。

つまり、その時点の資産額が元本を割れるわけです。

もちろん、為替レートが一直線に上がっていけば、含み損を抱えることなく、売買差益がガンガン積み上がっていくので、資産評価額が元本を割れることはないのですが、そもそもトラリピを仕掛けるべき通貨ペアはレンジ相場になっているものなので、一直線にレートが上がっていくはずはないんですけどね。

注意点3:運用開始後、しばらくは辞められない

これは上記の注意点2とセットです。

運用開始直後、つまり、売買差益が積み上がっておらず、資産評価額が元本割れしているタイミングで「トラリピ、やっぱ辞ーめた!」と言ってポジションを全決済すると、本当に元本割れします

たとえば、100万円でトラリピを初めて、資産評価額が98万円のときにトラリピを辞めると、98万円しか戻ってきません。

トラリピは、以下のような性質を持っているので、適切な資金量と設定で、レンジ相場になっている通貨ペアを運用している限り、時間が経つと、資産評価額が元本を超える可能性が非常に高いです

  • 売買差益:右肩上がり(為替が変動し続ける限り)
  • 含み損:一定額で頭打ち(レート範囲とトラップ数が決まっているから)

なので、元本割れせずにトラリピを辞めるには、売買差益が積み上がり、資産評価額が元本を超えるのをひたすら待つことになります。

※ もちろん、未曾有の大暴落などにより、為替レートが想定範囲を大きく逸脱した場合は、売買差益が積み上がる前にロスカットしてしまう可能性もありますが…!

トラリピの注意点をしっかり理解してから、運用をはじめましょう

以上のようなデメリットがあるものの、ある程度の資金があり、長い時間を掛けつつ、コツコツ資産を増やしたいという方には、トラリピはうってつけです。

トラリピのメリットとしては以下のとおりです。

  • メリット1:ほったらかしでOK
  • メリット2:為替の変動を予想しなくてOK
  • メリット3:稼いでいる人の設定を真似すればOK

トラリピの最大のメリットは稼いでいる人の設定をそのまま真似すればOKなところです。

正直、投資初心者がいきなりトラリピの設定画面を前にしたところで

  • 意味不明の用語が多すぎ
  • 急に「レート範囲を指定せよ」とか言われても全然わからん

みたいなことになってしまいますので、最初は素直に先人の設定を真似するのが得策です。

ご参考までに、僕のトラリピ設定を記載しておきます。

  • 元手:400万円
  • 通貨ペア:カナダドル円(CAD/JPY)、豪ドル米ドル(AUD/USD)、NZドル米ドル(NZD/USD)、ユーロ円(EUR/JPY)

設定は以下のとおりです。

カナダドル円のトラップ設定
買い設定 売り設定
レンジ幅 75円~92円
トラップ本数 77本
注文金額 0.1万通貨
トラップ幅 0.22円
利益金額 500円
決済トレール なし
豪ドル米ドルのトラップ設定
買い設定 売り設定
レンジ幅 0.60ドル~0.80ドル
トラップ本数 99本
注文金額 0.1万通貨
トラップ幅 0.0020ドル
利益金額 5.5ドル
決済トレール なし
NZドル米ドルのトラップ設定
買い設定 売り設定
レンジ幅 0.58ドル~0.68ドル 0.68ドル~0.78ドル
トラップ本数 74本 68本
注文金額 0.1万通貨 0.1万通貨
トラップ幅 0.0013ドル 0.0014ドル
利益金額 5.5ドル 5.5ドル
決済トレール なし なし
ユーロ円のトラップ設定
買い設定 売り設定
レンジ幅 112円~132円 132円~152
トラップ本数 44本 43本
注文金額 0.1万通貨 0.1万通貨
トラップ幅 0.46円 0.47円
利益金額 500円 500円
決済トレール なし なし

かなり守備力高めの設定なので、ガシガシ稼ぎたいという人には物足りない感じですが、「大暴落が来ても大丈夫な設定求む!」みたいな人にはうってつけかなと思います。

僕の運用実績は以下の記事にありますので、気になる方はご参照ください。

【週次報告】13ヶ月目!30代のサラリーマンが資産運用で得た不労所得の実績を公開当方、30代後半のしがない普通のサラリーマンなのですが、「給料以外の収入ほしいな…」と思い立ち、2018年10月から資産運用をはじめまし...

最後に

トラリピは上記のようなデメリットがあるものの、時間が経てば経つほどどんどん解消していきます。

これらのデメリットをしっかり理解した上でトラリピをはじめるのがいいかと思います!

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