【口コミ】かびとりいっぱつとスパイダージェルを比較しました【結論:スパイダージェルがおすすめ】

大掃除のときの必須アイテムと言えば?

そうです。カビ取り剤です。

誰がなんと言おうとカビ取り剤です。我が家ではカビ取り剤が最も重要なアイテムです。

浴室なんかは毎日毎日ピッカピカに掃除するとかやってられないので、「あー、うっすら黒カビ生えてきてるな…」と思いつつも、自分をごまかしながら日々を過ごし、「さすがにそろそろヤバい…!」というタイミングで豪快にカビ取り剤をまき散らして黒カビを根こそぎ退治するということをやっています。

なので、カビ取り剤にはしっかり黒カビをやっつけてもらわないと困るのです。

カビキラーでは全然カビが取れない…

カビ取り剤で最も有名な商品と言えば「カビキラー」ですよね。どこのドラッグストアに行っても売っているので、入手のしやすさでは右に出るものはいません。

しかし、カビキラーには最大の欠点があります。それは「たいしてカビが取れない」ことです。

我が家のように、しっかりと根付いてしまっている黒カビには全然効きません。ピンポイントで黒カビを狙ってはシュッシュシュッシュと大量に振りかけ、小一時間放置したところで、全然取れないのです。

カビキラーでカビをキルできないとはこれ如何に。困ったものですね。

カビキラーの代替として有名なのが「かびとりいっぱつ」と「スパイダージェル」

「困ったものですね」と呑気に言い放ったところで何の解決にもならないので、頑固な黒カギを根こそぎやっつけてくれるカビ取り剤を探すわけですが、ほとんどの人が最終的にたどり着くのが「かびとりいっぱつ」と「スパイダージェル」ではないかと思います。

「かびとりいっぱつ」は鈴木油脂工業が出している強力なカビ取り剤でして、チューブタイプとスプレータイプの2種類があります。

おそらくメイン製品はチューブタイプなのですが、僕の場合は風呂場の隅々まで繁殖した黒カビを撃退したいので、ちまちまチューブでカビ取り剤を絞り出していては日が暮れてしまいます。なので、僕のような使い方をする場合は、スプレータイプがおすすめです。

「スパイダージェル」はコパ・コーポレーションが出しているカビ取り剤で、こちらはスプレータイプの1種類のみです。こちらも非常に強力なカビ取り剤です。

結論:「かびとりいっぱつ」と「スパイダージェル」を比較したところ、スパイダージェルがおすすめです

「かびとりいっぱつ」のスプレータイプと「スパイダージェル」、どちらも似たような商品なのですが、実際にこの2つを買って比較してみたところ、以下のようになりました。

ちなみに、各項目5点満点です。

製品名かびとりいっぱつスパイダージェル
カビ取り能力5.05.0
粘性5.04.0
スプレー性能2.05.0
総合評価4.04.5

結論としては、「スパイダージェル」の方がおすすめです。

比較項目としては以下のとおりです。

  • 比較項目1:カビ取り能力
  • 比較項目2:粘性
  • 比較項目3:スプレー性能

それぞれ順番に解説していきます。

比較項目1:カビ取り能力

まずはこれを比較しないとお話になりませんね。「カビ取り能力」です。

実際に「かびとりいっぱつ」と「スパイダージェル」を試してみたところ、どちらも我が家の浴室の頑固な黒カビを物の見事に取り去ってくれました

カビキラーではビクともしなかったのに、です。

さすがです。どちらも文句なしです。

比較項目2:粘性

もしかしたら「粘性ってどういうこと?何に効いてくるの?」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、カビ取り剤において「粘性」は非常に重要です。

たとえば、頑固な黒カビが浴室の壁にくっついている場合、カビ取り剤をシュッと吹きかけてすぐにゴシゴシ磨いたところでちっとも取れないので、カビ取り剤をシュッと吹きかけつつ、小一時間放置してからシャワーで流すみたいな掃除の仕方をすると思うのですが、カビ取り剤が液体だと、シュッと吹きかけたところでカビ取り剤が一瞬で下に流れてしまい、黒カビ部分に留まってくれません

そこで重要なのが「粘性」です。

カビ取り剤の粘度が高ければ高いほど、壁にくっついている黒カビ部分にカビ取り剤がしっかり留まってくれるので、小一時間も放置すればキレイサッパリ黒カビを撃退することができます

で、「かびとりいっぱつ」と「スパイダージェル」の粘性はどうかと言いますと、若干「かびとりいっぱつ」の方が粘度が高いです。

つまり「かびとりいっぱつ」の方が放置による黒カビ撃退効果が高いということです。

比較項目3:スプレー性能

粘度が高ければ高いほど、放置によるカビ取り効果が高くなるので掃除がラクになるというわけなのですが、その代わりに「スプレー性能」が劣化するデメリットがあります。

どういうことかと言いますと、粘度が高ければ高いほど、「シュッ」とスプレーしたときにカビ取り剤が出にくくなるのです。

おそらく粘度が高いとスプレー口までカビ取り剤が上がってくるまでに時間が掛かるのかなと思います。

僕の場合、1秒に2回ほどスプレーして「シュッ、シュッ、シュッ、シュッ」とリズミカルにカビ取り剤を出したいのですが、「かびとりいっぱつ」の場合、スプレー性能がかなり悪いので、1秒に2回ほどスプレーしても、2回に1回はカビ取り剤が出てきません

「シュッ(出る)、シュッ(出ない)、シュッ(出る)、シュッ(出ない)」

みたいな感じになってしまいます。

1秒に1回ぐらいのスプレーにすると、空振りせずにちゃんと出ますが、これだと

「シュッ(出る)、(スプレーしない)、シュッ(出る)、(スプレーしない)」

と何だかもどかしくなってしまい、めちゃくちゃフラストレーションがたまります。

一方、「スパイダージェル」はと言うと、粘度が「かびとりいっぱつ」ほど高くないせいか、申し分のないスプレー性能です。

1秒に2回ぐらいのスプレーでも空振りすることなくちゃんと出ます

しかも、それなりの粘度がありますので、壁の黒カビに吹き付けてもしっかり薬剤が壁に留まってくれます。

これが「スパイダージェル」の最も優れた点です。

まとめ:よっぽどのこだわりがない限り、スパイダージェルを買う方が幸せになれます

というわけで、カビ取り性能が申し分なく、かつ、粘度とスプレー性能のバランスが取れた「スパイダージェル」の方がおすすめです。

「かびとりいっぱつ」によほどの愛着でもない限り、「スパイダージェル」を買うのが無難かなと思います。

まぁ、「カビキラー」に比べたらどちらもめちゃくちゃ優秀なカビ取り剤なんですけどね…!

それではお互い、大掃除がんばりましょう!!

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