外出自粛の日々が続いていますね。
お仕事されている方の中には、在宅勤務で仕事をしている方も多いのではないでしょうか。
かくいう僕も、会社から「出社禁止!全員在宅勤務な!!」というお触れが出たため、在宅勤務で仕事をしているわけなのですが、ここで1つ困ったことが発生しました。
「仕事をする場所がない!!!!!」
我が家には6歳の娘と2歳の息子がいるのですが、子どもたちは学校が休校なので家にいるし、恥ずかしながら我が家には僕が専有できる個室がないので、必然的にリビングで仕事をするハメになるのですが…。
まぁ…仕事にならないんですよね。
パソコンで資料を作ってたら、2歳児がパソコンのキーボードをバンバン叩きに来るし、6歳児は膝の上に乗ってきて「かいけつゾロリの本、読んで~」って言ってくるし。
というわけで、外出自粛ではあるものの、「どうしても集中したいときは人混みを避けつつ、外に出て仕事をするしかないのか…」なんて思っていたところ、以下のニュースが飛び込んできました。
「4泊5日で15,000円から」ということは、1日あたり約3,000円です。貸し会議室を1日借りるよりは断然リーズナブルですよね。
思い立ったが吉日派の僕は「ちょうど家の近所にアパホテルあるし、お値段も手頃だし、ちょっと使ってみるか!」と思い、この「テレワーク応援 5日連続プラン」を利用してみることにしました。
目次
「テレワーク応援 5日連続プラン」の申込方法、料金

僕は普通にアパホテルの公式サイトから予約しました。
が、公式サイトが死ぬほどわかりにくくて、普通にアパホテルのトップページからポチポチ進めていっても、「プラン」にテレワークプランが出てこなかったんですよね…。
結局、あれこれ試行錯誤したところ、各ホテルのページに行けばテレワークプランが出てくることがわかりました。
僕が実際に予約した方法は以下のとおりです。
- 「アパホテル <泊まりたい地域名(例:赤坂)>」でググる
- 各アパホテルのページにアクセスする(例:アパヴィラホテル 赤坂見附)
- 「プランを選択」で”テレワーク応援 5日連続プラン”を選択する
なお、リゾート系のアパホテル、たとえばアパホテル&リゾート 東京ベイ幕張の場合は、ホテルのページにアクセスした後、「カレンダーから予約」を押すとテレワークプランが選べる画面に行けます。
あと、予約してから気づいたのですが、アパホテルのトップページの下のほうにある「アパホテルの日帰りプラン」というバナーから飛んでも予約できそうです。
「テレワーク応援 5日連続プラン」のメリット
さて、ここからは実際に「テレワーク応援 5日連続プラン」を利用してみた感想を書いていきます。
まずはメリットからです。メリットや「おっ、これいいな」と思ったものは以下のとおりです。
- メリット1:電源、WiFi完備に加え、しっかりした椅子と机がある
- メリット2:荷物の心配をしながらトイレに行かなくていい
- メリット3:ベッドがあるので、疲れたらゴロゴロしたり昼寝したりできる
- メリット4:疲れたら風呂に入ってリフレッシュできる
それぞれ説明していきます。
メリット1:電源、WiFi完備に加え、しっかりした椅子と机がある
ビジネスホテルということもあり、当然のことながら電源、WiFi完備です。
まぁ、電源とWiFiだけなら、ちょっと探せばそこらへんのカフェでもありますよね。
ところが、さすがのアパホテルさん、作業用の机と椅子があって、これがなかなかしっかりしているのです。
机は十分すぎるほどの広さがありますし、椅子にはキャスターが付いていて立ったり座ったりもラクチンです。
もしかしたら、僕が利用したアパホテルがちょっと新しめのホテルだったからかもしれませんが、広い作業机とラクチン椅子があるというのは非常にいいですね。
カフェなんかだと、見た目重視の超小さい机だったりするので、作業をするには少々キツかったりしますしね…。
メリット2:荷物の心配をしながらトイレに行かなくていい
カフェなんかのオープンスペースだと、日本の治安の良さにかまけて、机に荷物を置きっぱなしにしてトイレに行く人がほとんどだと思いますが、あれってやっぱりちょっとだけ心配ですよね?
「トイレから戻ったら、荷物がゴッソリなくなってたらどうしよう…」とほんの少しだけ心配しながらトイレに行くのって、やっぱりストレスなんですよね。
この心配が一切なく、ストレスフリーにトイレに行けるというのはものすごいメリットだと感じました。
急にお腹が痛くなったりしても、しっかりトイレに座って用を足すことができますしね。
もう最高です。
メリット3:ベッドがあるので、疲れたらゴロゴロしたり昼寝したりできる
これも最高だなと思いました。
まぁ、カフェでもたまに机に突っ伏してグーグー寝ている人がいますが、所詮は机。やはりベッドで寝ると最高効率で睡眠が取れます。ちゃんと目覚ましも設置されているので、寝過ぎる心配もありませんし。
また、「あーちょっと疲れたなー、休憩しよ」というときも、机から離れてベッドにゴロっと寝転がって休憩するのは、仕事モードと休憩モードをしっかり区別できて、いい気がします。
メリット4:疲れたら風呂に入ってリフレッシュできる
僕はやらなかったのですが、風呂好きの人なんかは、仕事が煮詰まったときに風呂に入ってリフレッシュできるというのはなかなかのメリットなんじゃないかと思いました。
また、アパホテルの中には大浴場があるホテル(アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張など)もあるので、疲れたら大浴場ですっきりリフレッシュ、ということも可能です。
まぁ、大浴場で他人と濃厚接触しないようにだけ、注意が必要ですが…!
「テレワーク応援 5日連続プラン」のデメリット
当然のことながら、メリットだけではなく「うーん、ちょっとな…」と残念に思うところもありました。
- デメリット1:外で清掃の音がしたりノックの音がしたりして意外と落ち着かない
- デメリット2:標準の清掃時間が3日目の11時~14時とド・日中帯
- デメリット3:部屋の温度が安定しない
以下のとおりです。
順番に説明していきます。
デメリット1:外で清掃の音がしたりノックの音がしたりして意外と落ち着かない
ビジネスホテルだから致し方ないのですが、朝の10時ぐらいから昼頃に掛けて、他の部屋の清掃音がします。
お世辞にも壁が厚いとは言えないので、結構なボリュームで「ブォォォーーーン!!」「ガチャガチャ」「ガタタン!!」みたいな音がします。
あと、最も気になるのはノックの音ですね。
おそらく、部屋の中に宿泊者がいないことを確認するためにノックをしているのですが、そのノックが自分の部屋なのか他の部屋なのかがめちゃくちゃわかりにくいです。
一応、部屋の外には「起こさないでください」の札を出しているので、自分の部屋じゃないはずなのですが、可能性としてはフロントの人がなにかしらの用事で訪れる場合もあるので、一応気にして過ごしていました。
なので、朝から昼ぐらいまでは若干落ち着かなかったですね…。しょうがないけど。
デメリット2:標準の清掃時間が3日目の11時~14時とド・日中帯
「テレワーク応援 5日連続プラン」は、宿泊中の清掃が1度だけで、その清掃の標準日時が3日目の11時~14時です。
「3日目」の部分はまったく問題ないんですが、「11時~14時」というところが「え…?バリバリ仕事中やで?何ならエンジンかかって仕事がはかどり始める時間やで…?」と思ってしまいました。
まぁ、ホテルなので、清掃時間が日中帯になってしまうのはしょうがないんですけどね。
元々がかなり割安なプランなので申し訳ないなと思いつつも、フロントの方に清掃時間の変更が可能かどうか聞いてみたところ、朝早い時間(僕の場合は9時ぐらい)に変更してもらえました。
デメリット3:部屋の温度が安定しない
ビジネスホテルあるあるだと思いますが、部屋の空調があんまり微調整できず、「めちゃくちゃ暑い」か「ちょっと肌寒い」かのどちらかにしか調整できませんでした。
僕が利用したホテルでは、一応温度調整ができるタイプのものだったのですが、なぜか設定した温度にならないんですよね…。
僕の中ではビジネスホテルの謎の1つです。
暑いと頭がボーッとしてしまって集中できなくなるので、仕方なく、ちょっと肌寒くなるパターンで空調設定し、上着を来たまま仕事をしていました。
最後に
デメリットで紹介したのは、今回の「テレワーク応援 5日連続プラン」の問題というよりも、「宿泊目的のビジネスホテルを強引に日中帯に使う」というところから来ているものかと思います。
多少気になる点があるものの、カフェなどのオープンスペースで1日中仕事をするよりかはめちゃくちゃ快適に過ごせますし、おそらく個室を1日中貸し切るという点では最安レベルだと思います。
以上です。ご参考になれば幸いです。