【クチコミ】東京で家賃を安くするなら「都民住宅」【ただし既婚者のみ】

こんにちは、ハラペコです。

突然ですが、皆さんは賃貸派でしょうか?それとも持ち家派でしょうか?

僕は断然賃貸派です。

なぜか言いますとマイホームを持ちたいという願望が全くないからです。とはいえ、一生賃貸で過ごすというのも寂しいので、リタイアした後、地方に小さな家を買って夫婦でのんびり過ごしたいなと思っています。なお、妻が賛成してくれるかどうかは知りません。

というわけで、しばらくは賃貸で行こうと思っているわけであります。

今は都内への通勤を考慮して、都内に賃貸マンションを借りています。そのマンションがいわゆる「都民住宅」というやつなんですよね。

都民住宅はコストメリットがあるので非常におすすめです。

今日はその「都民住宅」について書こうと思います。

それでは行ってみましょう!

都民住宅とは?

都民住宅とは、「特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律」を活用して建設された賃貸住宅を指します。

都民住宅には広さや設備などの一定の基準があるので、必然的に良質な物件になります。

実際に僕が住んでいる都民住宅は広さ60平米で、オートロックつき・バリアフリー対応・宅配ロッカーありみたいな感じです。

こんなにナイスな都民住宅なんですが、残念ながら新規建設はもうしていないらしいんですよね。元々、不動産価格が高騰したバブル時代にできた救済策だったからかもしれません。

詳しくはJKK東京のWebサイトをご参照ください。

外部サイト:JKK東京【東京都住宅供給公社】 – 公社施行・借上型都民住宅 注意事項

都民住宅のメリット

一般の賃貸住宅と違い、都民住宅には以下のメリットがあります。

  • メリット1:家賃補助がある
  • メリット2:礼金、更新料がいらない

それでは1つ1つ説明していきます。

メリット1:家賃補助がある

そもそも「家賃補助のある都民住宅」である必要があるものの、一定の条件を満たせば国や東京都から家賃補助を受けることができます。

一定の条件とは所得額ですね。

所得額が少なければ家賃補助が多くなり、所得額が多ければ家賃補助が少なくなります。

家賃補助は毎年減少していく仕組みになっているので、ずっと家賃補助が続くわけではないのですが、十分過ぎるほどのメリットと言えるでしょう。

詳しくはJKK東京のWebサイトをご参照ください。

外部サイト:JKK東京 <東京都住宅供給公社> – 公社施行・借上型都民住宅 家賃補助について

メリット2:礼金、更新料がいらない

まず礼金が不要です。

通常なら敷金に加えて礼金が必要になるケースがほとんどですが、都民住宅は礼金が不要なのです。

これによって初期コストが格段に安くなります。スバラシイ!

次に契約更新時の更新料が不要です。

通常の賃貸だと更新料が徴収されるケースが多いですよね。東京だと家賃1ヶ月分の金額がスタンダードでしょうか。

僕レベルになると、契約更新のタイミングで更新料の存在を思い出して「しまった!更新料のお金どうしよう!」って毎回騒いでました。

都民住宅だとそういうことが一切ありません。お得すぎ。

都民住宅のデメリット・制約

一方、デメリットや制約はどうかと言いますと、こんな感じです。

  • デメリット1:単身者は入居不可
  • デメリット2:一定以上の収入が必要

デメリット1:単身者は入居不可

基本的に都民住宅はファミリー向けの住宅のため、単身での入居は不可です。

僕は結婚のタイミングで都民住宅に引っ越したのですが、入居したのは結婚直前だったため、厳密には独身の状態で入居しました。

当時は、婚約状態にあるとか近々結婚の予定がある場合は独身でもOKですと言われました。

まぁそうじゃないと新婚さんはなかなか入居できないできないですもんね…。

デメリット2:一定以上の収入が必要

所得額に応じて家賃補助が出るため、収入が低くても大丈夫かと思いきや、入居するには一定以上の収入が必要です。

とはいえ、サラリーマンの方なら全く問題ないレベルですが…!

都民住宅に8年間住んでみての感想

僕は都民住宅に住み始めてかれこれ8年が経つのですが、実際に住んでみてこんなことを思っています。

  • 感想1:やっぱりお得
  • 感想2:契約更新手続きが大変

感想1:やっぱりお得

お得。とにかくお得。これにつきます。

礼金がいらないので初期コストも安いですし、家賃も一般の賃貸マンションで同じ条件のものと比較すると、万レベルで安いです。

子供が大きくなって手狭になるまで、今のマンションに住み続けようと思っています…!

感想2:契約更新手続きが大変

契約更新ごとに以下の資料を提出しないといけないんですよね。

  • 住民票
  • 課税(非課税)証明書

同居人の増減や所得額の確認のために必要なのでしょう。

今はコンビニで発行できるようになったので取りに行く手間はたいして掛からなくなりましたが、いちいちマイナンバーカードとか住民基本台帳カードを引っ張り出さないといけないですし、何より発行にお金が掛かりますしね…。まぁ更新料に比べたら安いもんですけど。

最後に

東京都、かつ、ファミリー限定ですが「都民住宅」はコストメリットがめちゃくちゃ大きいのでおすすめです。契約更新時はちょっと面倒ですけど…!

東京都内で賃貸を探しているご夫婦・ご家族の方、ぜひ一度「都民住宅」を検討してみてはいかがでしょうか!

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