こんにちは、ハラペコです。
今はちょうど運動会の季節ですよね。お子さんをお持ちの方はさぞかし張り切ってお子さんの雄志を撮影していることでしょう。
その手軽さからついつい「スマホでええか」とスマホで動画を撮影する方もいらっしゃるかと思いますが、僕は断然ビデオカメラでの撮影をおすすめします。特に赤ちゃんなどの小さいお子さんを連れている方はビデオカメラ必須と言っていいでしょう。
今日はその理由について述べたいと思います。
それでは行ってみましょう!
目次
スマホで撮影する場合の問題点
スマホの撮影能力は年々上昇していますし、日常生活のちょっとしたシーンを撮影するならさっと取り出せるスマホが断然便利かと思います。
でも運動会とか子供のイベントで撮影するとなると、やっぱりビデオカメラがいいんじゃないかなと思っています。なお、小さいお子さんを連れてる場合はスマホで撮影するのは無理ゲーだと思っていますので、ビデオカメラ必須です。
なぜかといいますと、こんな問題が発生するからです。
- 問題1:ズームがしょぼい
- 問題2:両手が塞がる
- 問題3:家族と連絡が取りづらい
問題1:ズームがしょぼい
スマホのカメラアプリにはズーム機能があるものの、いわゆる「デジタルズーム」がほとんどなので、ズームすると画質がめちゃくちゃ落ちます。
デジタルズームはカメラレンズを動かさないので、ズームしたところでいま写っている映像をソフトウェア的に拡大処理するだけなんですよね。なので、画質が落ちるというわけです。
一方、ビデオカメラでは「光学ズーム」という方式が採用されています。光学ズームとはレンズを動かして焦点距離を変更することで光学的に拡大します。なので、基本的には画質が落ちないんです。
iPhone XやHUAWEI P20 Proなど、最新のスマホには光学ズーム機能が搭載されつつありますが、所詮2倍とか3倍です。
ビデオカメラだと普通に40倍とかなので、画質はそのままに40倍まで拡大できます。すごくない?
問題2:両手が塞がる
普通にスマホで動画を撮影しようとすると、できるだけブレないように両手でしっかり持ちますよね。そうすると、自然と両手が塞がるじゃないですか。
手を繋いでないと「わー!」って勝手にどっかに行っちゃうような小さい子供を連れてる場合、両手が塞がるとめちゃくちゃ困るんですよね。
「え、子供は奥さんに任せとけばええやん」という方もいらっしゃるでしょうが、僕の場合は妻が運動会係だったので、僕1人で下の子の面倒を見ないといけなかったんですよね。
で、運動会係って呑気に撮影していられるほど暇じゃないので、必然的に僕が下の子の面倒を見ながら撮影する羽目になるじゃないですか。
となると、スマホで撮影→両手が塞がる→下の子の面倒が見れない→ゲームオーバーなんです。
「まぁ、手を繋いでなくても、チラチラ下の子を監視しながら撮影すればええんやない?」という方もいらっしゃるでしょうが、運動会って死ぬほど混雑しているので見失ったらゲームオーバーなんですよ…!
問題3:家族と連絡が取りづらい
スマホで動画を撮影していると、基本的にスマホを動かせないので、電話とかLINEが来ても応答できないですよね。
近くに家族全員がいる場合はいいのですが、途中からおじいちゃんおばあちゃんがパラパラ合流してきて「幼稚園の場所どこだっけ?」「道に迷った」「幼稚園に着いたけどハラペコはどこにいる?」みたいな電話が頻繁に来る場合は、おちおちスマホで撮影なんてしてられないですよね。
まぁ僕のことなんですけど。
スマホで撮影するならこんなグッズが必要
色々と問題のあるスマホなんですが、最近ではこれらの問題を解決するためのグッズが販売されています。
- 解決策1:スマホ用望遠レンズを購入する
- 解決策2:スマホ用三脚を購入する
- 解決策3:ワイヤレスヘッドセットを購入する(※写真撮影限定)
解決策1:スマホ用望遠レンズを購入する
スマホに外付けするレンズでして、これを使えばスマホでも光学ズームが可能になります。
Amazonで商品ラインナップを見てみると、大体\3,000ぐらい出せば買えそうですね。結構安いな…。
【外部サイト:Amazon.co.jp: スマホ 望遠レンズ】
解決策2:スマホ用三脚を購入する
最近ではスマホに取り付けられる三脚が売っています。ラインナップはこんな感じです。
【外部サイト:Amazon.co.jp: スマホ 三脚】
お値段もお手頃な感じで、大体\2,000ぐらいで買えそうです。
解決策3:ワイヤレスヘッドセットを購入する(※写真撮影限定)
スマホは子供を狙いつつ、ハンズフリーで通話できればまぁ何とかなるかなと思いまして。有線のヘッドセットだとケーブルがうざったいので、どうせならBluetoothなどのワイヤレスがいいですよね。
Amazonのラインナップはこんな感じです。
【外部サイト:Amazon.co.jp: Bluetooth ヘッドセット】
ちなみにこの解決策は写真撮影限定です。動画撮影中に電話が掛かってきたらおそらく撮影が中断されてしまうので意味なしです(iPhoneだと中断されます)。
動画撮影の場合は「撮影用のスマホを準備する」ぐらいしか思いつかないですね…。
そこまでするならビデオカメラでよくない?
とまぁ、スマホでも頑張れば撮影できるのですが、
- 撮影用のスマホ
- スマホ用望遠レンズ
- スマホ用三脚
を準備しないといけません。
…何かもう「ここまでするんだったら素直にビデオカメラ買えばよくない?」と思いませんか?
たぶんここまでしっかり準備をする人はしっかりお子さんの雄志を撮影したい人のはずなので、ビデオカメラを買ったところで十分使う機会はあるはずなんですよね。
というわけで、僕はビデオカメラを買って運動会に臨みました。
僕が買ったのはPanasonicのやつです。なぜなら他のメーカーと比べると割安だったからであります。
いくら割安とはいえ数万円はするのでイニシャルコストはそれなりに掛かってしまいますが、やっぱり買ってよかったなと思います。
よかった点1:意外とコンパクト
恥ずかしながら、生まれてはじめてビデオカメラを買ったのですが「えっ、こんなにコンパクトで軽いの?」って思いました。
当方、古い人間なもので、ビデオカメラと言うともっといかつくて重たい、存在感のあるものかと思っていたのですが、最近のはめちゃくちゃ小さいんですね。技術の進歩はすごいぜ…。
よかった点2:ズームが最高
やっぱりこれに尽きます。
運動会の場所取りは熾烈な争いが発生するので、失敗すると結構後ろの方の席になっちゃうんですよね。
だって、先頭の人に「何時ぐらいから並んでるんですか?」って聞いたら「朝の3時ぐらいですかね」って言うんですよ。3時は朝じゃないです。夜です。
そんな猛者がうじゃうじゃいるんですよ。勝てる気がしない…!
というわけで、ビデオカメラという文明の利器によって物理的な距離の問題をスマートに解決です。文明の利器最高!
よかった点3:片手で操作できるボタン配置になっている
僕が買ったPanasonicの機種は片手で動作撮影/停止、静止画撮影ができるようなボタン配置になっていました。
たぶん他のメーカーでもこうなってるんじゃないかな?なってないと困りますよね…。
悪かった点1:バッテリー管理が面倒くさい
一方、悪かった点もあります。
1つは充電。ビデオカメラはたまにしか使わないので「今現在どれぐらいのバッテリー残量か?」なんて覚えていないわけです。
なので、使う前日に必ず充電する羽目になるのですが、これが結構ストレスなんですよね。
なぜなら充電を忘れると最悪、撮影ができないので、それはそれは妻に怒られるからであります。
運動会が近づくと「あー充電忘れないようにしないとな…」と毎日思うわけで…。
まぁ予備のバッテリー買っとけばいいだけなんですけどね。
悪かった点2:Webサービスと連携しづらい
僕は実家が遠方なので、Googleフォトで子供の写真や動画を共有しているんですよね。
スマホだと撮影した直後にGoogleフォトアプリで手軽にアップロードできますが、ビデオカメラの場合はWebクライアント機能が貧弱なので、一度スマホやパソコンを経由してGoogleフォトにアップロードする必要があります。
まぁこのあたりは技術の進歩によりそのうち解決しそうですが…!
最後に
悪い点はありつつも、総じてビデオカメラを買って大満足です。
というか、子供の行事は物理的な距離の問題が絶対につきまとうので、ビデオカメラ必須じゃないかなと思います。
「これから子供が幼稚園や保育園に入園する」「スマホで頑張ってたけど無理だと悟った…」みたいな人は、是非ビデオカメラの購入を検討してみてください。
「ビデオカメラ欲しいんだけど高いからな…」という方は、ビデオカメラのレンタルサービスを検討してみてはいかがでしょうか。「ビデオカメラ レンタル」でググるといっぱい出てきますので…!
以上、ハラペコでした。