クレカ・節約

Seleniumで毎月の家賃振込を自力で自動化しました【完全無料】

こんにちは、ハラペコです。

突然ですが、皆さんは家賃の支払いってどうしてますか?

たいていの人は口座振替なんじゃないかなと思いますが、僕は諸事情により未だに銀行振込です。超絶面倒くさいです。

銀行振込でも住信SBIネット銀行なんかがやっている「自動振込サービス」を使えば自動で家賃振込してくれるので楽チンなのですが、僕の場合はとある理由でどうしてもそういうサービスを使いたくなかったんですよね。

で、結局、SeleniumというWebブラウザの操作を自動化できるツールを使って自力で自動化してみました。今日はそれについて書こうと思います。

なお、この記事は普通の人にとっては無益な内容です。だって、自動振込サービス使えばいいだけですからね。

「それでも見てやるわー」という方だけよろしくお願いします…!

それでは行ってみましょう!

家賃の支払いを口座振替にしようとしたのだが…

家賃振込を自力で自動化している人なんてこの世にいないと思うんですよ。僕が奇特な人間だということは自覚しています。

僕も最初は口座振替にしようとしたんですよ?

不動産会社に「そろそろ銀行振込やめて口座振替にしたい」と申し出たら、口座振替の申込書が送られてきたんです。

「よっしゃ、申込書書くか」と書き始めたものの、申込書に書かれていたとある文章を読んで驚愕したんですよ…!

 

「口座振替の手数料として毎月300円かかります」

 

「口座振替の手数料として毎月300円かかります」

 

さ、300円も!?

 

…すみません、貧乏くさいですよね。でも、直感的に「口座振替するだけで300円も余計に取られるって何なの?」と思ってしまったんです。

「300円もかかるんじゃあ、口座振替はナシだな!」と即座に判断し、申込書をゴミ箱に捨てました。Oh、紙のムダ…!

銀行を選べば自動振込サービスが使える

賢明な皆様方に置かれましては「え、口座振替じゃなくても自動振込サービスやってる銀行いっぱいあるやん」とお思いかと思います。

はい、一応存じております。以前、こんなサービスないかなと調べたことがあったんですよ。

  • 条件その1:毎月決まった口座に決まった金額を自動で振り込んでくれる機能がある
  • 条件その2:手数料が無料

条件その1:毎月決まった口座に決まった金額を自動で振り込んでくれるサービスがある

このサービスは結構色んな銀行が提供しているんです。例えば、

  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • ジャパンネット銀行
  • セブン銀行

なんかが有名どころかなと思います。

一応、みずほ銀行や三菱UFJ銀行なんかもこういったサービスがあるのですが、別途手数料が掛かりますし、店頭でしか手続き出来ないですし、さらに「最長10年」みたいに利用可能期間が決まってしまっているのでめちゃくちゃイマイチだなぁなんて思っていました。

条件その2:手数料が無料

これが結構厳しくて、自動振込サービスの手数料や振込手数料を無料にできるとなると、当時調べた限りだと、

  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行

ぐらいしかありませんでした。

普通は自動振込サービスを使えばいいのだが…

「え、そしたら住信SBIネット銀行か楽天銀行使えばいいやん」と思うじゃないですか?

でも、住信SBIネット銀行と楽天銀行は既に別の用途で使っていたんですよ。

  • 住信SBIネット銀行:メイン口座
  • 楽天銀行:資産運用口座

住信SBIネット銀行なんてめちゃくちゃ便利でお得なので自然とメイン口座になりますし、楽天銀行は楽天証券との連携が素晴らしくて、ポイントがザクザク貯まるのでこれまた自然と資産運用用の口座になっています。

これは僕のこだわりなのですが、家賃用の口座はどうしても他とは別にしたいんです。

以前、こんなことがありました。

僕が勤めている会社は毎月家賃補助を支給してくれるのですが、支給タイミングがボーナス月なんです。なので、6月と12月に半年分の家賃補助がドカっと入ってくるわけですね。

昔、家賃補助が入ってくる口座をメイン口座にしていた時期がありまして、そのときに「あれ、まだボーナスこんなに余ってるやん!」と勘違いして、家賃補助を先に使い込んでしまったことがあったんですよ…!間抜けな話ですよね。

それ以来、家賃補助は別口座に振り込まれるよう会社に申請して、かつ、家賃支払いもその口座からするという風に決めたんです。

なので、どうしても住信SBIネット銀行と楽天銀行の口座から家賃の支払いをしたくなかったんですよ…!

結局、Seleniumを使って自動振込ツールを自前で作ることにした

そうなると、

  1. 手数料払って口座振替や他の銀行の自動振込サービスを使う
  2. その他の方法でなんとか家賃振込を無料で自動化する

の2択になるわけです。

普通の人ならあきらめて①を選ぶと思うんですよね。でも僕は違います。

②の方法を採用することにしました。なぜなら僕はめちゃくちゃ貧乏性だからです。手数料なんて絶対払いたくないぜ!!!!

僕、一応、本職はエンジニアでして、②の方法も何となく無料で実装できるだろうなと思ったんですよね。

で、結局、SeleniumというWebブラウザの操作を自動化できるツールを使って家賃振込のブラウザ操作を自動化することにしました。

選んだ銀行口座

もちろん、全て無料で実現できないといけないので、以下の条件で銀行口座を選びました。

  • 「毎月1回、振込手数料が無料」を比較的簡単に実現できること

で、選んだのがみずほ銀行です。

元々、みずほの口座を持っていたことと、振込手数料を無料にするためのハードルがめちゃくちゃ低かったからです。「みずほ 振込手数料 無料」でググったらいっぱい情報が出てきます。

内容としては、資産運用商品の残高がありさえすれば、毎月4回の振込手数料無料の権利がGetできます。詳しくはググってみてください。

開発ツール

ここからは大半の方が興味ないと思いますので、ざっくりと書いていきます。

基本的に

  • ずっと無料で使えること
  • Webにナレッジがいっぱい落ちていること

という条件で選定しています。スクラッチでスラスラ実装できるほどのスキルがあればなぁ…。

  • ツール:Selenium WebDriver for Chrome
  • 言語:Python

実行環境

  • インフラ:GCP(Google Cloud Platform)のGCE(Google Compute Engine)のf1-microインスタンス
    • vCPU×1、メモリ0.6GBというめちゃくちゃ貧弱なスペック…!メモリが特にヤバいのでスワップ領域を設定しました。
  • OS:CentOS7
  • ブラウザ:Google Chrome (Headless)
    • GUI環境がないのでHeadless Chromeなのです。
  • 自動実行:cron
    • 毎月26日の10時ぐらいに自動実行するように設定

こんな感じです。

特にスゴイのはインフラ。GCEのf1-microはずっと無料で使い続けられるんですよ。これぐらいのバッチを動かすなら十分ですよね。Googleさん、すげー…。

というわけで、自前で完全無料の自動振込機能を作りました。丸二日ぐらい掛かりましたけどね…。

最後に

本記事は「手数料無料の自動振込サービスは使えなくて、何とか他の方法で完全無料の自動振込をしたい人」がいるんじゃないかなと思って書きました。

でも、いるかなぁ。こんな奇特な人。僕以外に…。

ほとんど需要ないでしょうから、スクリプトは記事に貼り付けていませんが、「興味あるよ!」という方は個別にご連絡ください。差し上げます。

ただ、「とりあえず動けばいいや」という考え方で書いているので、ソースの中身はめちゃくちゃですけどね!ご了承ください。

以上、ハラペコでした。