こんにちは、ハラペコです。
今日はフレッツ光の光コラボであるドコモ光について書こうと思います。
「ドコモやめてauにする!」「ドコモから格安SIMにMNPしちゃる!!」という方、もし固定回線がドコモ光だったとしてもドコモ光まで他の光回線に移行する必要はありません。
っていうか、光コラボの1つとしてドコモ光を見た場合、結構優秀なことに気づいたんですよね…!
それでは行ってみましょう!
目次
ドコモ光は携帯なしでも単独契約が可能

ドコモ光ってドコモの携帯持ってないと契約できないって思いがちじゃないですか?
実際僕もそう思っていました。
ところが!
ドコモ光はドコモの携帯持ってなくても契約できるんです!!
正確に言いますと、ドコモ光がリリースされた2015年当初はドコモ光だけ契約するというのは出来なかったようなのですが、ここ最近、ドコモ光だけ契約することが出来るようになったみたいです。
とは言え、ドコモユーザじゃない人が「光回線引く!」となったときに「よっしゃ、ドコモ光にしよ!」って思わないですよね?
やっぱり、ドコモ光の大半のユーザはドコモユーザないしは元ドコモユーザだと思います。
で、僕はと言えば、2018年9月にNTTドコモから「LinksMate(リンクスメイト)」という格安SIMにMNPしたのですが、家の固定回線がドコモ光だったので「これを機にドコモ光から他の回線に移すべきか、ドコモ光のままにすべきか…」と悩んだところ、僕の使い方だとドコモ光は結構イケてることに気づいたんですよね。
こんな人はドコモ光がおすすめ

固定回線にこういう要件を求める人はドコモ光が合っているんじゃないかと思います。
- その1:フレッツ光より安くしたい
- その2:IP電話(固定電話)を使いたい
- その3:通信速度を早くしたい
それでは1つ1つ説明していきます。
その1:フレッツ光より安くしたい
往々にして、NTT東西が提供するフレッツ光よりも、光コラボの方が月額料金が安いですよね。
ドコモ光は他の光コラボと比べると多少割高ですが、それでもフレッツ光よりは安いです。
どれぐらい安いかは後述します。
その2:IP電話(固定電話)を使いたい
無線通信が普及する昨今、「家に固定電話なんてなくてもいいや」という方がほとんどかと思います。
ただ、2011年3月に起こった東日本大震災では、携帯電話は輻輳状態でまともに発着信ができませんでしたが、インターネットはピンピンしていて、ネット経由のIP電話は普通に発着信できたんですよね。
僕の妻は専業主婦でたいてい家にいますので、災害が起こったときの連絡手段を1つでも多く確保するという意味では、固定回線を設置しておいてもいいかなと思っています。
僕と同じような考えの人は割といるんじゃないでしょうか?
というわけで、光回線+IP電話を使いたいとなると、フレッツ光と光コラボではこれぐらいの月額料金の差があります。なお、光コラボとしてNTTコミュニケーションズが提供するOCN光とドコモ光を並べてみました。
OCN光だと月額で\1,800の差、ドコモ光だと月額で\1,400の差です。
さすがにOCN光よりドコモ光の方が若干割高ですが、フレッツ光に比べたら十分安いですよね。月額で\1,400安なので年間で\16,800もフレッツ光より安いです。
この差はかなりデカい…!
その3:通信速度を速くしたい
「ドコモ光だと通信速度が速い」という意味ではないです。
「ドコモ光だとプロバイダを複数の中から選択できるので、仮にプロバイダの通信速度が遅くなってきても別のプロバイダに乗り換えるのが簡単なので、通信速度を維持しやすい」という意味です。
たとえば、ドコモ光のタイプAだと、20のプロバイダから好きなものを選択できます(2018年11月現在)。
出典:プロバイダ一覧 | ドコモ光 | NTTドコモ
タイプAは最安のプランなのでさすがに最大手のOCNは選べませんが、ドコモオリジナルの「ドコモnet」やキャンペーンが充実している「GMOとくとくBB」なんかが選べます。
20もプロバイダがあれば1つぐらいは満足のいく通信速度が出そうですよね。
ドコモ光の最大のメリット

ドコモ光のメリットはこれにつきます。
プロバイダの変更が簡単かつ安くできる!
OCN光などのISP事業者が提供している光コラボは、プロバイダとして選べるのがそのISP事業者(OCN光ならOCN)だけなので、通信速度が落ちてきたら光コラボを解約して、フレッツ光ないしは別の光コラボに移行する必要があります。
これがめちゃくちゃ面倒くさいんですよ!!!!
といいますのも、
- 光コラボ→別の光コラボ
- 光コラボ→フレッツ光
のどちらにしても、一度解約してから新規契約しないといけないんです。
(2019/9/30追記)
2019/7/1より、光コラボ間の事業者変更ができるようになりました。
たとえばドコモ光からOCN光に変えたい場合、いままでは以下のとおり、一度解約してから新規契約しないといけませんでしたが、いまは解約せずに移行できます。ただ、たいていの光コラボ事業者は2年縛りなどがあるので、そのタイミングで移行しないと違約金が発生する可能性があります。
なので、「違約金の心配をせず、プロバイダ変更が可能」という点がドコモ光の優位性かなと思います。
「え、手続きが若干メンドいだけやろ?騒ぎすぎw」とか思うじゃないですか?
解約してから新規契約ってデメリットしかないんですよ。
- 光コラボ解約時に違約金(2年縛り等によるもの)が発生する場合がある
- 新規契約時、工事費が発生する場合がある
- 解約してから新規契約完了まで、インターネットや固定電話が使えない期間が発生する場合がある
- 固定電話の電話番号が変わる場合がある
お金も掛かるし手間も掛かるし。おまけに固定電話の電話番号まで変わります。
これ、固定電話を使っている人からすると、めちゃくちゃ面倒くさいはずなんですよね。ありとあらゆるところに電話番号変更のアナウンスをしないといけないですから…!
一応、電話番号を変えないようにする方法もあるにはあるのですが、「固定電話を一度アナログ回線に戻す」という荒技なので、NTT電話加入権を持っていないといけない等、条件が厳しいんですよ。
こんなのもうやってられないですよね…。
実はプロバイダを変えるだけなら、わざわざ光コラボを解約しなくてもプロバイダだけ個別に契約してしまえばいいのですが、そのプロバイダ料金が追加で掛かってしまうので、せっかくの月額コストメリットがなくなってしまいます。
一方、ドコモ光の場合、プロバイダ変更は事務手数料\3,000だけで変更できます。
ただ、オンラインでは手続きできなくて、ドコモ インフォメーションセンターに電話するかドコモショップに行く必要がありますけどね…!
まぁ解約して新規契約するよりははるかに簡単ですよね。
最後に
他の光コラボと比較すると、若干割高ではあるものの、通信速度にこだわりがあって、
「プロバイダを変えてでも通信速度を維持したい。でも固定回線持ってるから電話番号変えずにプロバイダを変えたいな…」という人にはドコモ光はうってつけです。
そうです。僕のことです。
携帯がドコモじゃなくても大丈夫です。もちろん格安SIMでもOK。
僕みたいな指向の人はぜひドコモ光を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、ハラペコでした。