こんにちは、ハラペコです。
突然ですが、皆さんの視力はどれぐらいですか?
僕は両目とも1.5です。めちゃくちゃ遠くまでクッキリ見えます。
といいますのも、僕は2007年にレーシック手術を受けまして、そのおかげで視力が回復したわけであります。
今日はレーシック手術を受けてから約10年経ったので、現在の状況と「こうしてればよかったな」というのを語りたいと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。
それでは行ってみましょう!
目次
僕がレーシック手術を受けた理由
僕がなぜレーシック手術を受けたのかといいますと、
- 理由その1:メガネで生活できなかったから
- 理由その2:コンタクトレンズで生活できなかったから
です。
「こいつ、何言ってんの?」「意味不明w」みたいなことをお思いでしょうが、事実なのだから仕方ありません。
それでは順番に説明していきます。
理由その1:メガネで生活できなかったから
当時の僕の視力がこちらです。
- 右目:0.03
- 左目:1.0
「こんなやついるの?」って感じなのですが、いわゆる不同視、通称ガチャ目というやつです。その中でもめちゃくちゃ極端な例ですね。
なぜこんなに視力差が出てしまったのかは自分でもわからないのですが、昔からめちゃくちゃ姿勢が悪いので、これが原因の1つだろうなと思っています。
ここまで視力が離れるとメガネだと矯正しきれないんですよね。
右の度数を高くして1.0ぐらいに矯正することはできるのですが、そうすると網膜に映る像の大きさが左右で違ってきてしまって、結果的にえげつない眼精疲労が起こります。なので、右目をあんまり矯正できないんですよね。
でも、そうすると今度は左右の視力が揃わなくなるので、それはそれで眼精疲労が起こりやすいという…。
なので、メガネを掛けていた頃は毎日眼精疲労と頭痛に悩まされていました。
こんなんじゃ生活できひんわと思い、当時通っていた眼科の先生に「めちゃんこ目が疲れるんですけど?」って訴えたら「そらそうやで。コンタクトにせいや」と言われたわけです。
コンタクトはレンズを直接目にのっけるので、網膜上の像の大きさがどうとかいう問題が起こらないのだとか。
「そら、ええわ!!」と思い、メガネからコンタクトに切り替えました。
理由その2:コンタクトレンズで生活できなかった
高校生からコンタクトに切り替えて、大学院修士2年生ぐらいまではコンタクトを使用していました。
左右バッチリ矯正できますし、何より眼精疲労や頭痛が起こらない!
「コンタクト最高!!」なんて過ごしていたのですが、大学院2年生の春、突然猛烈に目が痛くなりました。
あわてて眼科に行ったら「アレルギーやね」とのこと。
同時期に花粉症デビューをしていたので花粉のアレルギー反応か、コンタクトレンズに付着しているたんぱく質のアレルギー反応だと言われました。
いずれにせよ、コンタクトを常用することはできなくなってしまいました。
調子がよければコンタクトをつけ、目が痛かったらメガネで過ごすという不便な生活を送るハメに…。
自分のアレルギー体質を呪いましたね…。
他に選択肢がなかったのでレーシック手術をすることに
社会人になってからもコンタクトとメガネを使い分けていたのですが、コンタクトをつけるとかなりの確率で目が痛くなって、メガネをすると眼精疲労で頭痛が起こるというどうしようもない状況になっていました。
「何かいい方法ないのかな」と悩んでいた2007年当時、とある視力矯正方法が流行りはじめました。
それがレーシック手術です。
当時は神戸クリニック(2019年9月現在、閉院)がPRにめちゃくちゃ力を入れていて、芸能人がこぞってレーシック手術を受けていました。
「これや!!!!」と思い、僕もレーシック手術を受けようと決意しました。
「目の手術とか怖い…」という方もいらっしゃると思いますが、僕の場合は
- コンタクト:アレルギーで目が痛くなる
- メガネ:眼精疲労で頭が痛くなる
という悲惨な状況だったので、「これ以上悪い状況なんてないでしょ…!」と思い、迷うことなく即決しました。
病院は症例が一番多かった、神戸クリニックにしました。
20~30万円ぐらいした気がします。社会人最初のボーナスはレーシック手術費用で消えました…。
レーシック手術の後遺症
というわけで、サクッとレーシック手術に踏み切ったわけですが、
- コンタクト:つける必要がなくなったので目が痛くなることもなくなった!
- メガネ:する必要がなくなったので眼精疲労も頭痛もなくなった!
と期待通りの結果になりました。
手術直後の後遺症
ただ、レーシック手術の後遺症として、術後すぐに以下の症状が出ました。
- 後遺症その1:激しいドライアイ
- 後遺症その2:軽度なハログレア現象
どちらも事前に医師から言われていたので驚きませんでしたが、ドライアイは軽く2年は続きましたね。1日中ずーっと目薬をさしていたような印象があります。でも、目薬をしっかりさしていれば日常生活になんら問題はなかったので特に気になりませんでした。
ハログレア現象は「言われてみれば…」というレベルです。車の運転をするならまだしも、僕の日常生活には何も影響はありませんでした。
手術から10年たってからの後遺症
ここからがようやく本題です。前フリが長ったらしくてすみません。
手術から7,8年経ったころでしょうか。以下のような症状が出始めました。
- 後遺症その3:眼精疲労、頭痛
頭痛は間違いなく眼精疲労が原因でしたので、直接的な症状は眼精疲労ですね。
眼科の先生に言われたのは「デスクワーク中心やのに視力を矯正し過ぎやね」と。
どういうことかと言いますと、当時、僕の視力はレーシック手術により
- 右目:1.5
- 左目:1.5
になっていました。
で、当時の職業がシステムエンジニアだったので1日中パソコンとにらめっこするような生活でした。
パソコンの画面を見続けるということは、近くが見えるように目がピント調整をし続けているわけですが、年を取るとこのピント調整力が衰えるんですって。
で、衰えつつある中で頑張ってピント調整をし続けるので目が疲れてしまうと。
「えー…。で、僕はどうすればいいんですか?」と聞いたら「近くのものにピントを合わせてくれるメガネ作ろか」と言われました。
「それってつまり老眼鏡みたいなものですかね?」と聞き返したら「みたいなものっていうか老眼鏡やね」とあっさり言われてしまいました。
結局、33歳にして老眼鏡をするハメになりました。今もバッチリ掛けています。
「老眼鏡」と言うと聞こえが悪いので、勝手に「エンジニアリンググラス」と呼んでいます。たぶんそんな呼び方はありません。
今からレーシック手術を受けるならこうしたい
確かにレーシック手術を受ける前の診察で「視力、どこまで矯正します?」みたいなことを聞かれた記憶があるのですが、「デスクワーク中心ならあんまり矯正しすぎない方がいいですよ」みたいなことって言ってくれなかった気がするんですよね。
なので、「1.5ぐらいでええか」と思って1.5にしちゃったわけで…。
というわけで、もし今からレーシック手術を受けるとしたら
- 右目1.0、左目1.0に矯正
- ICL方式を選択
ですかね。
ICLは角膜を削るのではなく、目の中にレンズを埋め込むことで視力を矯正する方法です。角膜を触らないのでドライアイになりませんし、ハログレア現象も軽減されるみたいです。
結構なお値段のようですが、僕がもし20代だったら迷いなくICLを選択していると思います。
パソコン、スマホありきの時代なので、目は重要ですからね…!
最後に
レーシック手術をしてから何やかんやと後遺症はありましたが、コンタクト&メガネ生活に比べたらめちゃくちゃ快適に生活できているので、「レーシックなんてやらんかったらよかった!!」みたいなことはないですね。
逆にコンタクトやメガネで特に不自由を感じていない方は無理にレーシック手術をしなくてもいいのではないかと思います。レーシック手術後に重篤な後遺症が出て苦しんでおられる方もいらっしゃいますし。
それでも「レーシック手術受けるぞ!」みたいな人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
以上、ハラペコでした。